雑になること。
お芝居の稽古で「雑になりなさい」と
言われたことがあります。
そのときは、わかりそうでわからなかった。
こんな自分が、雑のチカラを取り入れたら、それはお客様や作品に失礼なんじゃないか!?とか思ったりして。
でも「雑になること」って
誠実さや向上を
あきらめることじゃない。
それがだんだんわかってきました。
最高を導き出すまで黙ってるんじゃなくて
その場で感じたものをお手つきしながら
どんどん答えてみる雑さって
未完成で、可笑しくて、
かっこいいじゃん!と気がついたのです。
いいもの、完成されたものを観てほしいという気持ちは、今も変わらないけど
もっと柔軟に。だね。
そのとき自分にできることをもっと、
許して、楽しんで、愛せたらいいなあ
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